この日はお祝い事の集まりがあり、こちらに伺いました。カルティエが入っているビルの4階になります。エレベーターで上がると、スタッフの方々が並んでお出迎え、そういえば名前を名乗る前に部屋に案内されました。最初から流石としか言いようがないサービスです(^ ^)本来なら写真をバチバチ撮るシチュエーションではないのですが、今はSNS時代ということで料理の撮影は無礼講でいきましょう‼︎となり、ここに紹介できることになりました。献立の内容は以下となります。・膳菜　お祝い八寸・お椀　冬瓜丸吸・造り　三重盛り合わせ・箸休め　赤飯・焼物　鱧梅紫蘇巻焼・焚合　季節の野菜の焚き合わせ・御飯　鮎いい蒸し　赤出汁・果物　季節のデザート前菜ならぬ膳菜、このお品書きにもこだわりを感じます。酢の物、一口サイズの料理盛り合わせ、無花果とクリームチーズが松が添えられた鶴、亀の皿と金塗りの小皿で供されました。酢の物は大変上品な味でポン酢がジュレ状になっているのも手がかかっています。そして特に珍しい料理が鱧の卵と枝豆の和物、山桃です。鱧の白子を蒸すというのは初めていただきました。小さな卵は特に味に変化はなさそうですが、プチプチとした食感を演出していました。山桃も初めていただくもの、大変ジューシーで箸で持つと果汁が滴り落ちるので、お召し物にお気をつけくださいという案内もありました。盛り合わせの全ての料理がハイレベルかつ上品な味付けで、素晴らしいスタートでした。お椀は冬瓜とスッポンのお吸い物、スッポンは処理がしっかりとされており、滋味深い出汁も最高です。お造りは大トロ、タイ、ウニの三種盛り合わせ、特にウニの鮮度が良くて、お箸でスッとつまめるくらい粒がたったウニでした。箸休めは赤飯、いい塩梅というのはこういうことなのか?と思わせる塩の使い方に感動です。焼き物は鱧を紫蘇と共にロールにして塩焼きにした大変手間のかかる一品です。ホクッと崩れる鱧の身はカリカリの焦げ目としっとりした身が絶妙な味と食感をもたらし紫蘇のさっぱり感で夏らしい一品、さりげなさを纏って供されますが、これは素晴らしい鱧に出会えました。焚き合わせは野菜の味が濃く、出汁と相まって旨みたっぷりでした。そこに湯葉がその出汁を吸っていて、優しい大豆の風味が加わりさらに複雑なテイストに進化、小さな料理ですが、大地の恵みを実にうまく引き出して大変食べ応えのある一品となったのには驚きました。食事は鮎の炊き込みご飯、大きな焼き鮎が載った大変豪華な炊き込みご飯です。ほんの微かな鮎の苦味で芳醇なテイストの中に一点パンチが入ったような感じで、これも大変美味しい‼︎ 赤出汁のアオサの味噌汁の素朴さも炊き込みご飯のよいパートナーとなっていました。季節の果物はメロンのスープ仕立て、トロトロの杏仁豆腐の上にメロンの果肉と共にスープ仕立てになった果汁がたっぷり注がれ、ビジュアル、季節感、味と満点のデザートになりました。素晴らしい料理とハイレベルなおもてなしで、お祝いの席も滞りなく終えることができました。このような席を設けられる力量はさすがに日本を代表する料亭ならではと痛感しました。歴史の重みの中、世界の変化に追従しながらも伝統を守る、こちらはそんな重積を担っているのではないでしょうか? 女将はじめスタッフ、板場の方々に感謝です。

気になっていた銀座吉兆さんへランチで伺いました。格式の高い和食店ですが、女将さんもお優しく、リラックスできました。季節の食材が清涼感ある器に盛り付けはれてあり、目からも楽しむことができました。美味してまた再訪したいです。

女将さんのおもてなしとお心遣いが光るお店。牛すき焼きと雲丹のどんぶりは雲丹も和牛もどちらも甘く、すき焼きのたれと絡んで美味しい。前菜もひとつひとつこだわりがあり、満足できる内容だった。デザートはメロンたっぷりの杏仁豆腐。カスタードクリームがかかった杏仁豆腐は甘く、上に載ったいちごのスライスの酸味もちょうどよかった。お高めのお店で店内も格式高い感じのため、大事な場面でのお食事に◎

このレストランの雰囲気はとても落ち着いて、居心地が良い環境です。そして、スタッフの方はサービスが良いし、気遣ってくれて、感動しました。今夜はたまたま大雨に遭い、私がレストランに入った後、急いで服とバッグの雨水を拭き取りました。スタッフはすぐにタオルを用意して手伝ってくれました。料理の部分では、季節の食材を特に選び、どの料理も最も純粋で新鮮な美味しさが感じられます。量はちょうどよく、前菜は精巧で、メインディッシュはちょうど良い調理法で、デザートも素晴らしいです。さまざまな茶葉に合わせてデザートを提供しています。本当に最初から最後まで忘れられない食体験でした。

サービスから料理まで最高でした！ありがとうございました！顔合わせで使わせていただいたのですが、サービスが素晴らしかったです。お店に早めに着いたのですが席に通してくださり、お茶を出してくださったり席順など丁寧に教えてくださいました。料理は彩りも華やかで話の話題になってよかったです！お祝い事ということでお赤飯を出してくださったのも、嬉しかったです。顔合わせをお考えの方や、個室で食事をされたい方にも本当におすすめです！また利用させていただきます。

義母のお祝いの席で、妻が予約してくれました銀座にも関わらずとても広々とした個室に案内いただき、一杯目のドリンクはお祝いとのことでサービスでした^ ^店員さんの気配りも素晴らしいですし、お料理は一品目からとても綺麗な盛り付けで、テンション上がりました！メインの鰻はとても大きい蒲焼で、日本酒との相性がとっても良かったですまた大切な日に行きたいなと思います

八寸がChristmas 用になっていて、サンタさんがいたりChristmas treeがあったりで可愛いかったです。身体に優しい味がして全て美味しかったです。フグの唐揚げ、久しぶりにいただけました♪看板になっている「吉兆」(写真9枚目)は先代が書かれていたり、松の絵画（10枚目)は添塗りになっていたりと、日本の文化を感じました。海外にも有名なのか、私達の席以外は全員英語でお料理や吉兆についてお話してました。

老舗で有名店なのに新しい和食で魅せてくれました！常連なのでアラカルトで注文させていただくことができたのかな？！●八寸→鮮やかで華やか。どれもハズレのない盛り合わせ。餅米を揚げたものにキャビアをかけて食べたのは初めて。新しい味わいで美味しい。ワインを飲んでいたら合うようにカラスミを炙ってくれました。●白子の清汁→見た目は衝撃。でも汁は透き通って味が染み渡る。すっぽんから出汁をとってあるそう。●鰻の蒲焼→ふんわり、ジューシー。これは人気でます。●黒毛和牛のサーロインステーキ→脂が溢れ出てくる、柔らかいお肉。●フカヒレご飯→分厚いフカヒレが餡とともに贅沢に乗っています。ご飯が進む。サクッとしたフカヒレの食感も楽しい。●香箱蟹の炊き込みご飯→贅沢な蟹ご飯。ご飯にもダシが効いてて、たっぷりの蟹と一緒に食べる幸せ！！●安納芋のムース→甘みがとてもいい。ぺろっと食べれました。

銀座の「吉兆」でお昼ごはん今の季節ならではの松茸尽くし！焼松茸、鱧と松茸の土瓶蒸し、釜炊き松茸ご飯と松茸をふんだんに食べました子持ち鮎も美味しかった〜それにしても器が素敵！輪島塗りの漆の台に板前さん自作（！）の竹の花器を置いて季節のお花を飾ったりして本当に綺麗味もサービスも素晴らしかったなー

洗練された日本料理銀座銀座吉兆20,000-29,999広い個室で、贅沢な空間でした！お刺身はとってもきれいに飾り付けられていて感動洗練された上質な日本料理をいただくならここがおすすめです♡#銀座グルメ #銀座カフェ #銀座ランチ #銀座 #銀座デート　#ginza #ginzacafe #긴자 #긴자맛집 #긴자카페#東京グルメ #東京カフェ #東京ランチ #東京デート　#東京 #東京旅行 #Tokyo #Tokyotrip #tokyorestaurant #tokyocafe #도쿄 #도쿄여행 #도쿄맛집 #도쿄카페 #일본여행　#銀座吉兆　#東京和食　#東京ディナー　#銀座ディナー　#日本料理

2022.06.09利用。5500円のランチでこんなに楽しい時間が過ごせるなんてコスパ最強！料理も器も接客も最高♪ホスピタリティとはこーゆー事を言うのだなぁと、うれしくなる。お弁当みたいな物がワンプレートで出て来るのかと思いきや、食前酒に始まりホタル籠に入った時節の水無月豆腐が出てきてからようやくメインの盛り合わせが出て来た。お酒をいただいていたので、仲居さんが気を利かせてご飯をお酒の後へと提案してくれた。美味しいお酒を美味しいアテで飲んでからの、ご飯と味噌汁とお新香のコンボは最強。うっかり御飯三杯食べてしまった。最後に出て来たデザートも洒落ていて、レアチーズと餡子の相性抜群！美味しくてずっとニコニコしていられた。

あまた懐石料理を食べた自分ですが、ダントツ、頭100個くらい抜けて好きです。どれくらい好きかといえば、自分の各種パスワードのいくつかを「きっちょう」と入れているくらい好き（笑）。予約しないで気軽に伺えて、最上の食材を最高の料理で提供してくれる。こんなお店、他にありません。いえ、あるのかもしれませんが、自宅からすぐ近くにありません（笑）。最近、バイクを辞めてタクシー通勤にしてから、お店でのお酒も久しぶりに解禁しました。改めてみたお酒のリストはヴィンテージ含めてどれも超お得で、え？この値段？というオドロキが一杯。というわけで、ここ数年写真を撮るだけで全然投稿していませんでしたが、2022年ある日のメニューは、コロナ禍前後で生まれた新作「黒毛和牛すきしゃぶ生うに丼コース 16,500円」。高いデスよね。でも味わいと食後感を含めると決して高くないと（自分は）思います。ウニと牛肉の組み合わせは定番と言われて久しいですが、自分は全く評価してこなかった。でも吉兆さんのなら食べられます。赤飯はただ無味乾燥な食べにくいものだと思っていました。でも吉兆さんのなら食べられます。鮎は川魚臭くて苦くて食べにくいものだと思っていました。でも吉兆さんのなら食べられます。というわけで、この御膳も本当に美味しくて、何度もため息。自分の中ではたくさん食べてきた懐石料理のなかでも（あまた優秀な懐石料理はありますし、吉兆を超えるお店もたくさんあるのかもしれません、でも）吉兆さんNo.1なのです。新規開拓をやめて、ひたすらお気に入りのお店で栄養を取るきっかけになったお店です。以上（笑）

二年前のコロナ禍での訪問です。早目の誕生日祝いに、と週末ランチで予約して伺いました。お店からお祝いにと、サービスで頂いたお赤飯がとても美味しかったです！お赤飯ってあまり好きでなかったけどこんなに綺麗な赤色でこんなに美味しいお赤飯は初めてでした。赤だしの味噌汁も流石！素晴らしい。八寸と日本酒でしっぽりと良いお祝いが出来ました。ごちそうさまでした。ランチ＆昼呑み使いにコスパも良く最高です！また伺います。

＜東京吉兆＞開業の由来：https://www.mistore.jp/store/shinjuku/feature/foods/pickup/00001/19xx_012.html↑ (このURLは、PCを開いて、ご一読いただければ嬉しいです)東京吉兆HP：https://www.kitcho.com/tokyo/tokyo_kitcho.php水澤工務店HP：http://www.mizusawa-inc.co.jp＊＊＊私が、「流行りのカンター割烹は "台所で食べさせられている" ようで苦手です」と、書いたのは、昨年11月に訪れた「レ セゾン」のレビューです。→https://tabelog.com/rvwr/000124517/rvwdtl/B400123491/この日、三十年来の付き合いをしているイタリア衣料品店に小用があり、地下鉄を乗り継いで行って来ました。いつもの La macchina(車) ではなく公共交通機関を使った理由は、日本料理店の落ち着いた個室空間で静かに隠居の特権(昼酒)を行使するためです。カンター割烹でなく、この条件を満たす銀座の店は限られています。嘗て「ホテル西洋銀座」(現 コナミクリエイティブセンター銀座) の地階にあった「銀座 吉兆」は、立地(銀座一丁目)の良さ、おいしい料理、ナチュラルで行き届いた接客によりプライベートでも接待でも何度も "個室" を利用していましたが、大家の都合により一旦休業となり、2016年10月1日より此処 大倉本館 (Okura House) 四階で営業を開始しました。（銀座中央通りの路面店として「Cartier」が入っている大きなビルです）「こんにちは。昨日予約を入れた oggeti です。ご無沙汰して申し訳ございません。」「こちら大倉本館のお店は初めてでしょうか？」「はい。」こんな会話をしながらコートを預け、着物の衣擦れの音を耳にして個室に案内されるまでの廊下の陰影は数寄屋造りを思わせ、銀座にあって尚、空間が贅沢に使われています。ご用意いただいた個室(六人用をひとりで使う) は 35平方メートルほどもあり、銀座マロニエ通り側に開かれた床から天井までのガラス壁面から隣のシャネル銀座ビルと中央通りを超えて松屋銀座が見え、太陽の移動に伴う "光のうつろい" を感じることができます。この辺りは、公示地価でも1億円以上/3.3平方メートル (坪) もするのですから高層建物とはいえ、建築費用を含めるとこの部屋だけでも10億円以上の価値があります。何と贅沢な空間なのでしょうか。下世話になってしまい申し訳ございませんが、銀座で店を持つには潤沢な資金が必要だということです。（預けたベビーカシミアのコートは、個室に設られたクロゼットにハンガー架けされ、他人の物と一緒にならないので安心）＊＊＊伝統的な京料理には、精進料理、懐石料理、有識料理(ゆうそく、公家の料理形式)、おばんざい(日常の惣菜) があります。1901年、神戸市花隈の鰻料亭「中現長」(現存せず) の後継者として生まれた湯木貞一が1931年、大阪市新町に「御鯛茶処 吉兆」を開業し、その流れを汲む「銀座 吉兆」では、本膳料理に茶道の考え方、様式、茶懐石 を取り入れた料理を味わうことができます。【いただいたもの】・懐石コース "銀座" 16,500円（税込、サービス料10% 別）・松竹梅「豪快」ぬる燗一合 990円（税込、サービス料10% 別）これ以外に室料 (六人用をひとりで使う、11,000円 税込)合計金額 30,239円料理については、添付写真とキャプションをご覧いただければ嬉しいです。今回の "ひととき" は、料理、接客、普請を含め、改めて一流プロフッショナルの技に感服し、己れの未熟さを痛感した次第です。次回から、ひとつずつ上の懐石料理をいただき、いつの日か湯木美術館に展示されているような器で食してみたいものです。また、事前に好みを伝えることができるので「牛肉」と「鮪(しび)」は、外してもらおう。.

銀座　吉兆へランチに行ってきましたー。お店の場所は銀座2丁目にあってリコッタパンケーキが有名なBillsが入っている大蔵本館4階にあります～。エレベーターを降りると入口には胡蝶蘭がギッシリ並んでとにかくゴージャス年明けと言う事で酒樽に鏡餅が飾られていてまだまだお正月気分が楽しめる。今回は個室確約ワンドリンクついた富貴寄せ御膳4品　6000円のコースを一休プランから予約～。とにかく広々とした個室で10人ぐらいは会食できそうな広さなのに贅沢にも2人で使わせて貰いました。通常だと個室料11000円だそう。一休サマサマお屠蘇までついてきました。吉兆オリジナルにアレンジされているみたいで日本酒にみりんの配合らしい。席に着くと昆布茶に梅干しが入っているお茶が出てきました。ワンドリンクがついたメニューは生ビールから日本酒にグラスワインにソフトドリンクまで生ビールと言いたい所だけど吉兆オリジナルの日本酒があったので◆吉兆貞翁（きっっちょう　ていおう）　純米大吟醸和食の為に作られた吉兆でしか味わえない貴重な日本酒山田錦の甘口で濃厚な旨味で美味しい。ガラスの冷酒器がとってもキレイ～。◆前菜虎年にちなんでホワイトタイガーの器に入って登場お野菜の和え物◆絵の具丸皿盛り合わせ　八寸お造りや焼き物に炊き合わせポンカンに入ったイクラや数の子焼き印が入った厚焼き玉子炊き合わせは海老芋あん肝や白子や鯛の昆布〆などとにかく一品一品丁寧に作られてます。本当はこの八寸の時に一緒にご飯が出るみたいだけどお酒を飲んでいたのでタイミングをずらして出てきました。ちょっとご飯のおかずとして八寸を残しとくのがいいかも。◆ご飯・赤だし・香の物ご飯にはゴマがたっぷりと。赤だしはアオサに香の物は歯ごたえがあるタイプご飯はふっくらとした炊きあがりでメチャ美味しい◆デザートシャンパンが入ったジュレジェラードと生クリームが入ってフルーツポンチのようにさっぱりと。量的には少し物タリないかぁ。って感じ。帰りにビルズのパンケーキもいけちゃいそう(笑)結局行かなかったけど（苦笑）サービスは申し分なくとっても良いので優雅な気分になれます～。このお値段で採算が合うのかちょっと心配会計が終わったタイミングで大女将と女将見習いのお嬢様が挨拶にきてくれました。美人親子！！！新宿伊勢丹はお店がリニューアル中なので銀座と歌舞伎座のお店と帝国ホテルをローテーションで廻っていると言ってました。名物のふかひれ姿煮ご飯も気になるけど気軽に食べられるお値段じゃぁないのでお昼に手軽なコチラのコースはおススメです(*^^*)

銀座にある懐石料理屋さんランチで行かせてもらいました！なんと言ってもおかずの品数が多くて、私はすごく楽しませてもらいました！少しをいっぱい、これが好きです笑色んな食材を食べることができて満足でした！店員さんの接客、お店の雰囲気ほんとに素敵なものでした！ご両親の顔合わせに利用させて頂きたかったです、、笑

お世話になっている踊りの師匠に誘われ初訪店。ビルの中とは思えない雰囲気。ラグジュアリーモダンな空間だけでも上がります！先生のお誕生日近くだったことで、お店から御赤飯のプレゼント。感激です。お赤飯だけでも、家では作れないお味。色とりどりの美しい和食、もちろんとても美味しいです。いただきながら、舞踊の話も盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。ごちそうさまでした。

言わずと知れた故 湯木貞一が創り上げた吉兆グループ。2007年頃、今は無き船場『吉兆』事件で揺らいだ吉兆グループですが、実は吉兆は京都/神戸/大阪/東京でそれぞれ独立採算制を取っているので、持株会社としてグループではあるものの、それぞれ全く経営は別です。ところがそんな事を世間は露知らず、メディアでは連日面白おかしく報道され（確かにあの報道は面白かったですが）、総ての吉兆が一緒くたにされていたのがとても不憫でした。個人的にはお庭含めて別格なのは京都吉兆グループの嵐山店ですが、東京本店や銀座『吉兆』もとても重宝しています。8月時点では東京本店（銀座8丁目）は現在休業中ですが、銀座店（銀座2丁目）は今もアルコール提供こそありませんが、営業しています。重宝しているのは何故かといいますと、『総合力』が安定しているからです。ここでいう総合力とは、サービス×内装×お料理×立地×価格といういつも私が申し上げているいつものあれです。正直、こちらのお料理に分かり易いインパクトや驚きはありません。そのため、最近のモダンな割烹料理に慣れてる方々にとっては退屈にすら思われるでしょう。ただ、料理に対して知識と味覚の両方を高次元で兼ね備えているグルメン達にとってはしっかり愉しめる内容になっています。色使いでいえば原色は使いませんが、淡色でグラデーション豊かに彩られているからです。誤解して頂きたくないのは、吉兆クラスのお料理に分かり易いインパクトや驚きがないのは、それが吉兆が至らないからではないのです。そもそも吉兆グループはそこを目指していないというだけのです。古き良きブルゴーニュワインに対して、もっとアルコール度数を高くすぐ飲んで濃厚に美味しくなるようにして！お能に対してもっと歌舞伎みたいに流行りの演目をダイナミックに演出して素早く動いて！ショパンやモーツァルトのピアノ演奏会に、もっと身体全身が動き回るような熱い演奏をしてよ！という方々を見かけたらどう思いますか？こういう方々を世間では「無粋」「教養がない」「恥知らず」と評します。自分の好みを持つことは大切ですが、それを総ての対象に求めるのはまた別の話です。話を古き良き日本料理を出すお店の話に戻します。銀座吉兆は銀座2丁目の大倉ビルの4階にあります。あのカジュアルデートに便利な銀座『Bills』が12階に入っている建物です。店内はお庭こそありませんが、億単位のかなりお金をかけて作られている内装になるので、接待などにもしっかり使えます。入ってすぐ左に個室がありますが、最近はお足の悪い方や座椅子に不慣れな方も多いですから、そういう場合には右奥の個室が良いかもしれません。ちなみにその奥の中央大通り沿いは個室ではなくホールとでもいいますか、色々な方々が一同にお料理を頂けるようになっています。給仕もしっかり行き届いており、お料理は下記画像の通り、1つ1つが確かな技術と味で丁寧に構成されており、器/盛付け/お味においての起承転結の流れや韻の踏み方も美しいです。これはワインなどにもいえることですが、ファストフードの影響も手伝って最近は濃厚でしっかり強めの香りや味がするものが好まれるようになっています。それが時代の流れといえばそれまでですが、本物の日本人グルメンは常に自分の味覚の帰る場所/センターラインを持っていて、それが例えば伝統的な和食であったりするわけです。そのセンターラインがしっかりしているからこそ、様々な料理を料理人の方々の意図を正確に組みながら測れるわけです。自分の中に独りよがりで井の中の蛙ではない明確なセンターラインが無くて一体何を判断するというのでしょう？心身共に健康な人は白湯を飲んでも美味しいと感じるように、こういうクラスのお店のお料理を頂いて物足りないと思わないような味覚をキープしておくこともとても大切です。そのほうが色々なお料理や飲み物の香りやお味をよりきめ細かく堪能できるからです。だからこそグルメンな日本人の味覚は世界一なのだと思います。そのレベルのお料理を6,000円/人の最安値コースから少しずつ頂ける贅沢さはまた特別ですよね。吉兆出身の料理人があちらこちらで活躍されるのも当然です。基本的にお料理の種類はランチで1週間前予約でしたら一休.com経由がお得で、6,000円/人8,000円/人12,0000円/人18,000円/人21,000円/人となっており、ディナーでも18,000円/人22,000円/人30,000円/人40,000円/人50,000円/人60,000円/人という感じです。本日の1ドリンク付いた6,000円/人ランチですらこの内容なのでとても満足度が高いんですよね。個室利用でこのランチのこのCPは私の中で食べログポイントはほぼ満点に近いレベル。会食/女子会/デートなどにとても良いお店の1つです。唯一、明らかな改善点といえば、店内全体の窓際を襖障子にしていないことでしょう。窓からの景色はお世辞にも全く良くないのですから、ここは障子で隠して柔らかい日光だけを店内に入れるのが正解でしょう。あとはお店が望めばの話ですが、今の時代で新たな若い顧客層を開拓しようとするのなら、お料理はそのままで良いので、デザートにあとひと工夫、それは例えば、今回の桃のコンポートでしたらねっとりとした桃のシャーベットを桃の中身だけや皮ごとなどで違いを出して添えたり、もしくは見た目の映えるかき氷にしたりするくらいでしょうか。卵黄と生クリームや砂糖で作り上げたソースは日本料理らしいとても良い味付けなので、そういった少し前の時代の日本料理ではやり過ぎとなるレベルまで引き上げたほうが今の時代の女性陣には刺さります。デザートに満足感を持たせるのが今の時代では女性に刺さるので、そしていつの世も女性が好きなお店に男性が集まるので、そこはオプションとして加えるなど、再考の余地ありです。おそらくコストは変わらないはずです。お店を出た女性達がそのまま12階のBillsに行くようなことがあってはなりません（笑）。お手洗いが大理石調なのはこのビルの仕様なのでしょうがないとしても、窓ガラスからそのまま外を見せるのは即改善すべきですね。あそこまで内装費用をかけてこれはあまりにももったいないです。この点においては早急な改善を求めます。内装の窓に関しては色々申し上げましたが、あとはこのCPでは十二分に満足なレベルです。ワインの品揃えもブルゴーニュを中身にしっかり揃っているのも良いですね。ここ日本でもワイングラスをぶつけ合って乾杯するような無粋な方々はかなり減ってきているので、どうかグラスも薄く良いグラスにして欲しいです。海外の方含めた接待/会食やデート、ランチでしたら女子会にも良いお店です。画像後半にも掲載しておりますが、接待によく使われるお店は皆そうですが、吉兆グループもお土産がとても有名なので、是非事前予約して利用されると良いと思います。はぁ、これらの吉兆のお料理を虎ノ門『醍醐』日比谷『瓢亭』で頂けたら、接待/会食用の料亭として完璧なんですけど、中々そうはうまくいかないのが世の常です、、、(ノД`)。このクラスこの好立地料亭系としましては、あとは赤坂『菊乃井』や紀尾井町『福田家』日比谷『瓢亭』がお勧めです。----------------------------------【株式会社 本吉兆】・高麗橋本店〒541-0043大阪市中央区高麗橋2-6-7 06-6231-1937 06-6231-1975・なんばダイニングメゾン店〒542-0076大阪市中央区難波5-1-18 なんばダイニングメゾン9階 06-6633-7533 06-6633-7536【株式会社 神戸吉兆】・神戸本店ロイヤル店〒530-0005大阪府大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル内B1 06-6448-3168 06-6448-3163・BBプラザ店〒657-0803神戸市灘区岩屋4-2-7BBプラザ3階 078-805-6008 078-805-6008【株式会社 京都吉兆】・京都本店　嵐山店〒616-8385京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町58 075-881-1101 075-881-5298・HANA吉兆〒605-0802京都府京都市東山区大和町3-2 075-531-1500 075-531-2202・松花堂店〒614-8077京都府八幡市八幡女郎花43-1 075-971-3311 075-971-3322・名古屋店〒450-6241愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1ミッドランドスクエア41階 052-527-8888 052-527-8988【株式会社 東京吉兆】・東京本店 銀座店〒104-0061東京都中央区銀座8-17-4 03-3542-1515 03-3542-8778・帝国ホテル店〒104-0011東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルタワーB1 03-3504-0777 03-3504-0380・東京正月屋〒160-0022東京都新宿区新宿3-14-1本館7階 03-3355-6644 03-3355-6643・歌舞伎座店〒104-0061東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座2階 03-3542-2450 03-3542-2450・銀座吉兆 〒104-0061東京都中央区銀座2-6-12大倉本館4階

銀座2丁目マロニエ通り カルティエが入るビル2階にあるお店。エレベーターを降りるとお店までのアプローチが既に高級感を演出している。店内は一般席と個室があり、個室の場合は個室料をとっているとのこと。お店の格式や場所なども考慮すると、会社での接待に適した場所だと感じた。料理は全ての品に丁寧な味付けがされており、お皿への盛りつけも綺麗だった。お椀などに使われていたお皿は陶器のモノを使用しており、1つひとつのこだわりを強く感じる。価格的に頻繁に行けるお店ではないが、なにか大切なお祝い事などを行うときは、また利用したい。

銀座吉兆さんへ。こちらの建物の吉兆さんは初めて訪問しました。落ち着いた雰囲気で、少人数ですが、個室に通してくれました。更にテーブルにはパーテーションがあり、感染対策もかなりしっかりしています。そしてお料理が本当に素晴らしい。目にも美しく美味しく。日本料理の素晴らしさを体感できます。改めて日本料理っていいですね。ノンアル梅ジュースのソーダ割りなど細かい対応も流石の老舗です。美味しい料理をいただき、楽しいひと時を過ごすことができました。ごちそうさまでした#昼ごはん #日本料理#吉兆 #懐石料理 #料亭 東京#lunch #銀座　#ginza #japanesefood #kaiseki #delicious #tokyo #japan #銀座吉兆 #銀座吉兆ランチ

平日昼に訪問。年配者に連れて行かれる。中央通りをはさんでより有楽町側の銀座一丁目駅付近。住所は2丁目か。エレベーターで4Fにあがる。ドアが開くと門松が迎えてくれる。色々とお正月仕様だった。おとそとビールで乾杯する。ビールグラスに金粉（？でも取れない。）がついていて驚く。昆布茶とごま豆腐が出てくる。昆布と梅干しが入っている。ほっとする美味しさ。富貴寄せ御膳が出てくる。おせちのよう。一品一品美味しいし手間かかっているように思う。黒豆にかかった金粉がきれいで驚く。彩り鮮やかだなと思う。ご飯がおかわり自由だった。香の物だけでも1杯は食べれる。値段は高いけど料理だけでも十分だしサービスとか店の雰囲気考えたらだんだん安いように感じてくる。鯛茶漬けが名物だと後で知り、こっちでもよかったのではと心残りを覚える。雰囲気含めて総合的に星は高くなるでしょと思うのだけど、はたして普段のランチとどう区別して星をつければいいのか悩む。ご馳走さまでした。なんだか豊かな気分になりました。