満席で入れなかったこともあります。日曜日16時、きょうは、最後のテーブルに通していただきました。６つのうちの６つ目のテーブルでしょうか。おそらく。荻窪の街とともに68年目なんだそうです。こういう喫茶店は大好きです。頼んだのは、アイスコーヒー。なんと、グラスに注ぐ形なんですね。とても嬉しくなりました。こだわりと自然な自信を感じるとってもおしゃれで美味しいコーヒーです。普段しない読書をゆっくりとさせていただきました。なんかすごくいいです。

荻窪駅から徒歩2分。悪魔が出てきそうな店名に目を惹かれました。中に入ると、素敵なお婆さん(店主)が出迎えてくれました。2階に上がるとご主人との写真がテーブルに挟んであり、とても温かい気持ちになりました。また行きたいと思います。

訪問日：2023年8月20日（日）訪問時間：15:00訪問時の並び：2人開店時間：15:00開店時の並び：6人◾︎オーダーブレンドコーヒー 500円荻窪駅前の昔ながらな喫茶店。若い店員さんとおばあちゃんで切り盛りしている？店前のメニューで注文商品を決めた上で入店し、店内のおばあちゃんにオーダーをする。席は階段を登って2階。かなり急な階段なので少し注意。2階はとてもレトロな雰囲気で何やら昔の本や写真がたくさん。店内のbgmは昔の映画のbgmかな？雰囲気がよくつい寛いでしまう。コーヒーが出てきたのは着席から15分くらい。なかなか待った。酸味の聞いたスッキリとした味わいのブレンド。昔ながらの味でほっとする。美味しかったです、ご馳走様でした。

外観からしてただならぬ雰囲気が漂っています。入り口を入ると、御伽話に出て来そうなおばあちゃま、入り口で注文をし、お席は2階。ドリンク提供には時間がかかりましたが、このお店は急いでいる時に行くお店ではないと思うし、タイムスリップしたような、いつまでも居たくなる雰囲気が本当に素敵でした。このお店オリジナルというイタリアン珈琲にしました。ブラックコーヒーとレモネードがセットで出てきます。

食後の休憩のために入店しました。店内はレトロという言葉を体現したかのような雰囲気です。時間制限がありますが、店内は喫煙が可能なので喫煙者の方には嬉しいものだと思います。逆に、非喫煙者にとっては時間に注意して入店して下さい。おばあちゃんが注文を取りにきてくれますが、目が悪いそうなので、手助けしてあげてハッキリと発音して注文しましょう。以下を注文しました。・カルーアコーヒ・ルシアンコーヒー・チーズケーキ初めてルシアンコーヒー(コーヒーとココアをまぜたもの)を飲みましたが、コーヒーとココアはこんなにも合うものかと感動しました。チーズケーキも小手先の小細工なしの真っ向勝負という感じで印象丸でした！

土曜日の15:00過ぎに訪問しました。お店の外にメニューがあり、店内に入り先に注文して2階に上がりました。コーヒーとケーキを頼みました。美味しかったですが、来るまで一時間近く待ちました。雰囲気を楽しむお店だと思うので、時間を気にしない時に行くのがオススメです。

ある祕密會合（ひとにはいへぬよりあひ）があり、武州多摩郡荻窪村（おぎくぼ）に。熟々（つらつら）此近邊（このあたり）の懐古（いにしへをしの）ぶに、"中島飛行機（なかじまひぎやうき）"の發動機開發（はつだうきづくり）を擔（にな）ひ、"富士精密（ふじせいみつ）"を經由（へ）て、"日産自動車（につさん）"に、、。當地（このち）に住（す）む氏族外戚（うからやから）に、"富士精密（ふじせいみつ）"→"日産自動車（につさん）"に奉職（つと）め、"あの改革（さはぎ）"に、"荻窪工塲（あそこのこうば）"賣却擔當（うりはらひをにな）ひし老叟（おきな）あり。老翁（おきな）證言（いひていへら）く、「元來（もとより）軍需工塲（いくさのものづくりにないしところ）ゆゑ、地下（ちのした）は頑丈堅固（つよさきはまりな）き混凝土造築（コンクリづくり）。販賣先（あひて）からは泣言（なきべそ、なきごと、うらみつらみ）」まッ、紆餘曲折（そんなこんな、あれやこれや、なんやかんや）で、またも當家（こちら）『邪宗門』に、、。"肆内（なか）"も、「門主（もんしゆ）」たる"女將（おかみ）"も、"咖啡（コオフィ）"も、無所變化（なにひとつとしてかはりたるところなし）。その"菜譜（こんだて）"たるや、"枯淡（かれたるあぢはひ）"、"古式蒼然（こしよくさうぜん）"を超越（とほりこ）し、こんな慘狀（ありさま）、かゝる爲體（てゐたらく）。まッ、これも亦（また）"味（あぢはひ）"なるべし！－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【暗匣】：東京通信工業 索尼（Sony）α7 III 無反光鏡可換鏡頭照相機（みらーれす）【鏡珠】：福倫達（Voigtländer）APO-LANTHAR 2/50 Asph. @F2.8～F4福倫達（Voigtländer）SUPER WIDE-HELIAR 4.5/15 ASPH. III @F11

良すぎる喫茶店。通いたい。雰囲気、味共に最高です。おばあちゃんと息子さん？アルバイトさん？が2人でやられているお店。頼んだもの┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ルシアンコーヒー 550円チーズケーキ お値段失念でも安かったかなり急な階段があり、2階が客席になってます。おばぁちゃんが注文を取りに来てくれるのですが、上がり下がりしてもらうのが申し訳なくて、注文しに下まで降りました笑(退店する時も下まで食器類を持って行きました笑)飲み物を頼むとお菓子が付いてくるこれ美味しいやつだ～⋆⸜♡⸝‍⋆嬉しいです。ココアとコーヒーを合わせたルシアンコーヒーを飲みましたが、これかなり美味。初めて飲みましたが他で見かけても絶対にこれ頼む！ってくらい飲みやすい。チーズケーキも美味し～生クリームが添えられてるのも嬉しいですね⸝⸝> <⸝⸝提供までに少し時間がかかるので、お時間にゆとりのある方におすすめです。お店がとにかくいい感じ。色々本が置かれてたり……メニューがボッロボロだったり笑お店に沢山時計があるけど、ほとんどの時計の時間があってないのもめちゃめちゃ良い笑パンケーキかなり安くかつ心ときめくビジュアルだったので食べに行きたいなぁ……

荻窪は何度も訪れたことのある街ですが、タイミング的に邪宗門さんの営業時間になかなかマッチせず、一度は満席に立ち会ったこともあり、ようやっとの訪問が叶いました～！しかもちょうど開店時刻である15:00ジャストくらいにお店の近くを通りがかるという、今回ばかりは非常によいタイミングで！ルシアンコーヒーをいただいたのですが、とってもとっても美味しかった…！思わずうまっと声が漏れる味わい☺お店の名前に「珈琲専科」や「珈琲の店」など付いているときっとコーヒーが美味しいんだろうな～ともちろん思うものの、町の人の憩いの場所、くつろぎの場所、隠れ家としての役割が強い喫茶なんかでは特にコーヒーがとびぬけて美味しいわけではなくても別にいいな～と思っているのですが…これで550円でいいのかしら。こうなってくるとブレンドコーヒー、ちょっともらえばよかった…！邪宗門さんの公式ホームページに邪宗門は、一風変わった喫茶店です。邪宗門ホームページと書いてあるけど、一風どころじゃないです～！個人的にはなんとなく丸尾末広とかに通じる怪しさと怪奇性を感じる。そして訪問後に改めて調べてみるまで、全国に5店舗もあるのを存じていなかった…！世田谷、下田、石打、高岡にも店舗を構えていられるそうで、そして以前はほかにもあったようですね◎写真や切り抜きがはさまれたテーブルと、年季を感じるメニューブック。窓際の席はややボックス席っぽくもなっており快適でした☺壁には絵画がたくさん️。二階の窓際から見えていたオレンジの灯りはこのランプ！釣り下がった看板も気になります。荻窪にもいくつかの喫茶店がありますが、お越しの際はぜひ邪宗門さんの複雑怪奇な空間を堪能してみてください！

たまたま行きつけの中野坂上の居酒屋でママさんにお会し、こちらのお店をやられていることを聞いて初めて訪問したのはもう10年近く前のこと。当時でさえあの階段の昇り降りを含めたお店の営業は大変だと感心していました。荻窪北口駅前通り商店街のアーケードの中、久しぶりのお店は何だが外観が小綺麗になったような気さえする。ママさんの中身は歳を取らないようだ(笑)お店とママさんは写真でなくこの目に焼き付けて、美味しいブレンドを今日も頂いた。荻窪駅の北口にある時の進まない喫茶店だ。

春の土曜、遅めのランチにありついた後、ゆっくりミステリーを読むのならこちらが良い。志村けんのひとみ婆さんのよな可愛いウェイターは注文は2、3度聞き返す。にこにこと微笑みかけられホッとする。お水や珈琲はトレイから自分で取ってあげるのが習わしである。でも急な階段を１日何十往復もしている元気な婆ちゃん。今日はニット帽に毛糸の赤いちゃんちゃんこ。Berthe Sylvaﾍﾞﾙﾄｼﾝﾊﾞ♪～Jean SablonｼﾞｬﾝｻﾌﾞﾛﾝのMon Coeur Cherche Ton Coeur♪～ジャジーであるが戦時中の何だか懐かしいシャンソンが溢れて、昭和から変わらぬ不言色ｲﾜﾇｲﾛというか、山梔子のような埃を被ったこのランプの色の落ち着くこと。田舎の婆ちゃん家の屋根裏の様な、離れのような、幼児の頃を思いうつらうつらした。心地好い空気が流れている。17:00壁時計がベルを鳴らす。はっとすると、1時間くらい経っている！！しまった。ん、、、隣の先客もまだだったか、ブレンド珈琲未だ届かず。珈琲なんて何時でも直ぐに出てくるもの！？そんな価値観が覆えされる。簡単に手にはいると思うなよ。笑1時間半程して到着したブレンドは妙に美味いのだった。しかし、階下では何が起こっていたのやら。何か日本昔ばなし的ミステリーがあってもおかしくない、そんな佇まいなのである。さてはお主、客にゆっくりして欲しく、茶を出さないという訳か。京のぶぶ漬噺と反対の意味、そんなとこか、深いなあ、笑

（荻窪エリア　330店目）67周年の名店でカフェしました。前から気にはなっていましたが、最初は入りづらいですが一度行けばクセになる？かもです。日曜日の4時過ぎに訪問しましたが、１席のみ空いている状況で大繁盛です・・・。4時の開店とともに常連さんが来るのかも。席は2階のみで、テーブルが7つくらいですかね。お客さんは若い方が多かったです。昭和レトロが満喫できます。注文したのは、ブレンドコーヒー（500円税込）です。こちらのお店は、コーヒーを味わうというより、雰囲気と時間を楽しむことにあります。中の調度品、額の絵、雰囲気に合う音楽からなる空間を味わいましょう。こちらのお店を訪問するには、下記についての寛大なゆとりが必要です。・喫煙可能で、浸み込んだヤニの匂い。（このお店ではこれも含めた昭和の空間です）・年配のお婆さんが注文を3回聞きに来られること。（60度？の階段を1日数十回往復されており、応援したくなります）・ブレンドコーヒー到着までに１時間掛かることもあること。（ゆとりの時間を長時間楽しめると思いましょう）私はしっかり堪能できました。ごちそうさまでした。

twitter ID : jigenace777Instagram ID : jigenace7771955年創業。すでに逝去されているご主人はマジシャンでした。半世紀前頃に全国に広がった邪宗門は、マジシャンの店主が運営する喫茶店です。荻窪邪宗門も然り。狭小な階段を上がると屋根裏的なスペースが広がっています。ランプに振り子時計、長い時間が創り出した昭和の世界がそこにあります。BGMは、シャンソンです。セピアなランプに照らされたDENONのオープンリール、凄いですね。その上に、日本を代表するマジシャン石田天海の額が飾られています。当店は、石田天海の系譜なのかもしれません。◆カプチーノ (550円 税込)シナモンの香で味わうカプチーノ、旨いですね！ちなみに、喫茶店邪宗門は、全国に10店舗前後存在していましたが、現在5店ほどになりました。本家は国立邪宗門と言われていますが、国立邪宗門は惜しまれつつ閉店しています。なお、全国に存在している各邪宗門は、チェーン店ではなく、それぞれ国立邪宗門からの暖簾分の独立組だそうです。ちなみに世田谷邪宗門は、引田天光の弟子だと聞いています。荻窪邪宗門、末永く継続してほしい一軒です。

1955年創業。亡くなったオーナーはマジシャンで、今は奥様が店先に立っている。店頭に掲げられた日本創作奇術協会の看板が個性を醸し出す。狭くギシギシと鳴る急な階段を上がった2階の席は異次元に迷い込んだような独特の空間。壁や柱にはこれまで来店したお客さんが残した落書きがたくさん。相合い傘がたくさん描かれているのに時代を感じる。看板に珈琲の名店とある通り、コーヒーも美味しい。昔ながらの深煎りのブレンドだが、雑味は少なくクリアな味わい。邪宗門とは、国立にあった「国立 邪宗門」から始まった邪宗門グループの店。邪宗門は各々の店はチェーンではなく、暖簾分けとも違い、喫茶店・マジシャン仲間であったそう。したがって各店舗で統一感はなく個性的。現在も営業を続けている邪宗門は、荻窪、世田谷、下田、石打、高岡と全国に5店舗。

【2021/05/15】荻窪 邪宗門最近はJRや丸の内線に乗らないのでJR荻窪駅を利用する事が少なくなったが、駅を利用する時にはいつも北口商店街にある老舗の喫茶店「邪宗門」のある商店街の通りを通る事にしている。「まだ開いているだろうか」と心配して、赤い看板に火が入っている事に気づくといつもホッとする。この日もラーメンを食べた後、「邪宗門」に向かう。寄っていく事に。入店すると女将さんの風呂田和枝さんに出迎えられる。「窓際の席が空いてますよ」と声を掛けて貰い階段を昇って行く。もう都内では珍しいくらいのタバコの煙と香り。店内ほ窓際の席を残して満席だった。この窓際の席に座れることは殆ど奇跡的な事だ。30年近く通っていてまだ数回しか座っていない。やがて女将さんがメニューとお冷を持ってきてくれた。注文は既に決めていたが、メニューを眺めるために直ぐには注文しなかった。ウィンナ珈琲今は注文する人は少ないようだが、かつての看板メニューの一つだ。メニューはもう何年もリバイスされる事はなく、古くなって半分ボロボロになり写真は傷つき商品説明書は破れていた。ウィンナーコーヒーはデミグラスカップにザラメを入れ、酸っぱみがある濃い珈琲を注ぎ入れ、タップリのクリームがトッピングしたのだろう。懐かしくも美味しい。帰り際に他の「邪宗門」の近況を伺う。「邪宗門」はかつて全国に8店舗あったが、現在は「荻窪」、「世田谷」、「石打」、「高岡」、「下田」の5店舗しか残っていない。今年中に久しぶりに「世田谷」、「下田」を訪れたいと思っている。「石打」、「高岡」は来年になるだろう。

⭐︎記録用荻窪駅北口から徒歩1分ほど。小さな商店街の途中にあるこのお店。急な階段を登ると違う世界の様な内装。雰囲気抜群なこのお店でピックしたのはブレンドコーヒーとホットケーキ！スッキリとした味わいのブラックコーヒーに素朴な甘さのホットケーキが合う〜おばあちゃんの接客も大好きです

邪宗門という喫茶店をご存知でしょうか邪宗門は世田谷、荻窪、下田、新潟、あとは地元富山の高岡とあり、確かマジシャン仲間とかで繋がったとかなんとか聞いたことがありますなお、かつては国立、聖蹟桜ヶ丘、小田原にもあったようですがオーナーが他界したことで残念ながら閉店したようです※小田原には聖蹟桜ヶ丘のアンティークを引き継いだ純喫茶途上園というお店はあるようです私が行ったことがあるのは、世田谷と高岡です荻窪の邪宗門があることは知っていたけれどもなんとなくいかないまま過ごしておりましたふと、荻窪に行った際に、入ってみようと思い、店内へご高齢の女性の店主がいらして、席は2階になるとのことで、階段を上がるよう案内されました幅の狭い急な階段をギシ、ギシと昇と、そこには目眩く世界が！！壁に古時計がたくさん並んでいるようないわゆる邪宗門的な雰囲気ではなく、昔あった中野のクラッシックになんとなく似ているかな？ヨーロッパのどこかの家の屋根裏部屋みたいで強烈なインパクトがあります壁には油絵が飾られ、キャベツの静物画が秀悦こういう絵、好きだな〜誰もいなかったので、どこにしようか迷いましたが、窓際の席にしましたメニューもかなり年季が入っております…ほかの邪宗門のようにトルココーヒーなどアレンジコーヒーの種類も豊富でしたケーキがあったので、モンブランと普通のコーヒーにしました先ほどの女性店主さまがあの急な階段を登ってきて、オーダーを取りに来たのでそれを告げましたしかし、あのお年でこの急な階段の行き来はかなり大変かと思いますねちなみにこちらは現在ある邪宗門の中で一番古いようですなんと創業66年とのことですもっと古い感じもしないでもなく…しばらくして、また階段を登る音がし、店主様がコーヒーとケーキをお盆に乗せてきました●ブレンド　コーヒーコーヒーには、ロータスのクッキーがおまけで付いてましたこれ、好きなんですよね〜コーヒーは割とあっさりアメリカン寄りでしたね●モンブランどこかで取り寄せてるのだとは思いますが、洋栗のモンブランでコクのある、とても美味しいモンブランでしたそこまで期待してなかったので、これは当たりでしたね〜帰りに店主様に階段の登り下り、大変ですね〜と言ったらいやいや、と言ってました長年の習慣ではあるとは思いますが、今後もお身体に気をつけて頑張っていただきたいと切に願いましたどうも、ごちそうさまでした。

荻窪北口駅前商店街…学生時代は毎日の様にここを通りました。駅から歩いてくると『松屋』が角にあり『丸福』『満龍』とラーメン屋が続いて鰻の『川瀬』があって…あれ？？なんだここ？『珈琲の名店 邪宗門』こんな怪しいところあったかな？全く記憶に無いゾ。『おかげ様で66年』ホワイトボードに書かれてるから在ったんだな。当時のわたしは興味なかったんですね。店に入ると二階にどうぞーと若い店員さん。階段がとてもとても狭いです。中肉中背の私でも荷物があるとだいぶキツい。ギシギシいう階段をあがると…『邪宗門』という店名に納得。妖しげな絵画、年季の入った調度品、煙モクモク。そしてあやしい感じの客達。笑窓際の席に座り珈琲とパンケーキを注文。彫刻刀で彫られた壁の落書きは経年と煙草の煙に燻されて邪宗門の一部となっています。定番の相合傘や『愛してるよ⚪︎⚪︎』『荻窪参上！』などなど。他にも沢山。遠い過ぎた日にここに座ったカップルとかが彫り彫りしていったに違いありませんねー。そんなのをぼやーっと眺めながら珈琲を楽しむのも良いもんですよ。白髪のご婦人が給仕してくれました。少し話をしたのですがご婦人は現オーナーで亡くなられたご主人はマジシャンだっそうです。ご主人が元気な頃は店の前でマジックショーもしていたんだって！素敵！珈琲ご馳走様でした。

ブログ「東急沿線、食べ歩き」https://asante.blog/----荻窪での用事のついでに、こちらでお茶を。駅北西にある雑々としたエリアにある喫茶店です。16時の開店直後くらいに伺いました。お店ではは80歳くらいでしょうか、マダムがお出迎え。1Fから入ったのですが、テーブルは2Fにあり、それなりに急な階段。その瞬間にこのマダムの往来を減らさないとと、・ブランドコーヒー ホット 500円 (税込)をその場で注文しました。2Fに上がるとレトロとしかいいようのない古い雰囲気。私はこの日の口開け客だったこともあり、この贅沢な空間を独り占めできました。しばらく後に3組ほどのお客さんがいらっしゃいましたが。最初に注文をすることでマダムの往来を減らしたつもりでしたが、マダムはお手拭きと灰皿を運んできてくれました。別途お水も。そして、3回目にコーヒーを。私が心配せずともご健脚のようです。むしろこの階段の登り降りがマダムの健康の秘訣とさえ思えてきました。店内では、英語ではないスローなテンポの音楽が心地よく流れていました。この音楽がこの店の重要な要素なのは間違いないでしょう。だんだんと私もこの雰囲気に吸い込まれていきました。美しいカップで運ばれてきたコーヒーは、古めかしいお店の雰囲気から濃いコーヒーと思いきや、想定外に穏やかな味。少し水が多いようには感じましたが十分に旨いコーヒーでした。ロータスも添えられているのがうれしいです。この雰囲気でマダムが運んでくれるコーヒーはなんだかとても贅沢に感じました。こんな邪宗なら入ってみたい、そんなお店でした。ごちそうさま。

【2020/07/25】荻窪 邪宗門19:30。食べログではこの時点で「掲載保留」になっている「荻窪 邪宗門」を訪れる。「掲載保留」になった理由は定かではないが普通の営業されていた。きっとコロナ禍での臨時休業を閉店と勘違いされた方がいたのだろう。店頭に「おかげ様で６５年」と書かれたメニューボードが置かれていた。入店するとオーナーの風呂田和枝氏もご健在で何より。「灰皿いりませんか？」と言う問いにお断りを入れると、いつもの通り急な階段を2階に上がる。注文は、ケニア　　　\590　×　2杯BGMはシャンソンで“さくらんぼの実る頃”が流れていた。喫煙者が多くて流石に煙草の煙りには長時間耐えられないが、やがて喫煙する客が返って行ったので徐々に煙草の煙が薄れて行く。最初にケニアを持って来てくれ、次にパーコレーターに入ったケニアのお代わりを持って来てくれた。まろやかな甘さと酸味。目の前に「第30回 真の石田天海賞」の表彰楯が置かれていた。受賞者はフロタマサトシ、日付は1997年11月24日。石田天海はマジシャンで風呂田氏のマジックの先生。何度も「荻窪 邪宗門」を訪れているが「邪宗門奇術クラブ」の証を見たのは初めてだった。珈琲はお代わりする毎に酸味が増す。三杯目のケニヤはかなり酸味が強くなって来ていた。