日本橋室町・イタリアンレストラン「LINA STORESコレド室町」ロンドン・ソーホー地区発祥のイタリアンレストラン「LINA STORES(リナストアズ)」の国内2号店。COREDO室町の1階に3月1日オープン。中央通りに面していて、日本橋三越の斜向いの角にあります。そう、みんなに惜しまれつつ閉店したフレンチ“カフェ・エメ・ヴィベール”の跡地です。ランチからアペリティーボ、ディナーまで楽しめるオールデイダイニング。オープンシアター型のキッチンとパスタ工房を併設、手作りのフレッシュパスタがいただくことができます。1944年、イタリア・ジェノバ出身の創業者「リナ」にちなんで名付けられたリナストアズは、1944年にロンドンのソーホー地区にオープン、現在ではソーホーとキングスクロスに3店舗を構える人気のイタリアンデリカテッセン。日本初出店の表参道店は、ロンドンのお店と同じメニュー、同じ内装。BGMも本国同様、イタリアンポップスが中心。ピスタチオグリーンと白のオーニングが目印です。フレッシュパスタはすべて、イタリアから直輸入した小麦粉を使用し、リナストアズのパスタ工房で一つひとつ手作りしています。リガトーニ、スパゲッティ・キタラ、タリアテッレ、パッパルデッレ、タリオリーニ、マファルディーネ、カサレッチェなどイタリア各地の郷土色が色濃く反映された、フレッシュパスタを10種類。経営は「鼎泰豐(ディンタイフォン)」などを手掛けている高島屋の連結子会社であるアール・ティー・コーポレーション。ランチタイムには、プリフィックスメニュー「Pranzo da Lina」(選べるアンティパスティ+選べるフレッシュパスタ+選べるソフトドリンク)、アラカルトの単品は、パスタはフレッシュトリュフとバターを使ったタリオリーニ、ほうれん草入りマファルディーニ(ファルディーネ)、ひき肉とポルチーニの煮込みソースなど。今日は「Pranzo da Lina」。(予約ができるのはコースから。)【前菜】「カラフル野菜のカポナータ ブルスケッタ載せ.」イタリア・シチリアの郷土料理。色とりどりの野菜やオリーブなどを甘酸っぱく煮たカポナータを、カリカリのトーストにのせて。食べてみると、トマト主体の味に、甘みが強く感じられます。よくみれば、ドライレーズンが入っていました。シシリアン本場の味ですね。【プリモ】「ボンゴレビアンコ スパゲティ キタッラ」浅利をオリーブオイルと白ワインで蒸し煮にして、キタッラに絡めたボンゴレビアンコ。断面が四角のキタッラ、プリシコで噛み応えも十分。貝出汁が出たスープも美味しいので、パンを別注して味わうべきでした。ちっと今日のは塩味が強めだけれど、ペペロンチーノの風味も良く、美味しい、けど量足りない(笑)。次回はフォカッチャ加えよう。キタッラの名前は、かつてこのパスタを作るために使われた木の道具(いわゆるキタッラ、ギターの意味)に由来。【食後の飲み物】「アイスコーヒー」今日は、ロンドンから料理長“カール”さんがお見えになって士気を?指揮をとっていらっしゃいました。目の前のニコニコ笑顔のお姉さんは表参道から応援とか。地味な、いえ江戸の情緒あふれる日本橋がまた明るくなった気がします。カフェ利用も可能なので、是非。。(^o^)