東京湾目の前にある・アトレ竹芝2階『SUD restaurant TERAKOYA』2020年8月7日にオープンされたばかり。テラス席のある運河を拝む絶好のロケーション。“SUDとは仏語『南』を意味し、温かさや明るさ、開放的でポジティブ。シェフ間光男の「理知的に美味しく」を体現した季節のお料理。オーナーシェフはレストランTERAKOYA3代目、間光男さん。本家・TERAKOYAは武蔵野小金井にある1954年創業のフランス料理店。マノワール調の白亜の邸宅、風雅な庭園の眺望をそなえており、武蔵野らしいゆったりとした時間が流れています。姉妹店・吉祥寺にあるブラッスリー・エディブルは、カジュアルにタルトフランベの頂けるお気に入りのひとつです。コースはMenu Le Léger・シェフHAZAMAが提案するガストロノミックなコース【乾杯】「サンペリグリーノ」【アミューズ】「鶏と海老のムースとオリーブのクロケット」下から、ひきわり小麦のサラダ、上に鶏とエビのムース、レモングラスの香り漬けをしたコンソメの泡、この上にオリーブのクロケット。【オードヴル】『色々な魚介とガスパチョのムース』芸術的な盛り付け、美しく鮮烈。豊洲からの魚介。鯛のカルパッチョ・パプリカソース、自家製サーモン、生ハム・ハモンセラーノ。キューリまでくるくると「感動する」繊細な造形美。もう一つのオレンジのドーム状はガスパチョのムースとアボガドのソルベ。周りをホワイトバルサミコとハーブのソース。赤いパプリカパウダー。【パン】「自家製パン」日本酒の酵母を使ったパン。ふんわりといい香りのするパン。バターもご用意。【スープ】「キューリの冷製ポタージュ」凝縮されたキューリのピュレ。アナゴを添えてあります。夏ならではの清涼感。【メイン・ヴィアンド】『牛ほほの赤ワイン煮込みと牛フィレのポワレ』牛ほほの赤ワイン煮込みには、ジャガイモのピュレを敷き、レア目に火入れをした牛のフィレ肉のほうにはシュクルートを敷きマスタードソースを添えてあります。ほろほろに柔らかく煮込まれた牛肉と、表面に強く火を当て中がレアな牛フィレは柔らかでいながらシズル感も保立たれシャープなマスタードソースにぴたりと合っていました。【デセール・ヴァリエ】『パッションフルーツのオペラ、ベリーのムース、生姜のパンナコッタ、ミルクのジェラート』重量感を感じるジェノワーズと濃厚パッションフルーツの(バター?)クリームのオペラ。ビスキュイの上に載ったベリーのムース。ミルキーのようなミルクのジェラート。生姜のシャープな味のジュレにパンナコッタとオレンジの皮。【ミニャルデイズ】「ショコラ・スペシャリテ」ベルギー産チョコレートが主原料のTERAKOYAオリジナルチョコレート、本場ヨーロッパで作った、とあります。お土産にも使えるカレ型。【食後の飲み物】「コーヒー」ウエイティングルームにはバーを兼ね備えてあり、そこにあった木が気になったので伺うと、「スペインにあった樹齢300年のオリーブの木」だそうです。マネージャーさんもスタッフの皆さんもサービスは丁寧で気持ち良くとても優雅。昼は窓外の緑と海を楽しみながら、夜は、夜景と花火が見えるという最高のシチュエーション、幸せな時間を過ごしたいカップルにぴったり。ここでプロポーズされたら、嫌でもオッケイする、うってつけのレストラン。